【元風俗嬢に聞いてみた】風俗業界に転職して働く意外なメリットとは?風俗業界の注意点も解説!
執筆者の仕事仲間であり、元々は風俗で働いていた過去を持つHさんに、働いていた側の視点でどんなメリットを感じていたのか、どんなことがつらかったのかなどを聞いてみました。
本記事では、そんな風俗経験者からの生の声を元に「 意外と知られていない、風俗業界で働くメリットや働く前に知っておくべき注意点 」を解説します。
目次
元風俗嬢が語る!風俗業界で働く意外なメリットとは?
風俗業界といえば、まず、高収入というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。
ここでは、元風俗嬢に、実際に働いて感じていたという意外なメリットをまとめてみました。
人間関係の揉め事がない
Hさんによると、「 風俗では、個別待機室があるお店も多いので、人との交流が少なく人間関係に悩むことがなかった。 」とのこと。
昼職ではもちろん、他の夜職でも、同じ店に勤める同僚とはある程度の交流がある場合が一般的です。
風俗で働くことに抵抗がないことを前提として、人間関係を築くことが苦手な人にとってメリットが大きい業界と言えるでしょう。
生理休暇が取りやすい
近頃は、昼職でも福利厚生として「 生理休暇 」を導入する会社が増えてきています。
ただ、上司が男性の場合、申告のしづらさから無理をして出勤することを選んでしまったり、「 体調不良 」として有給休暇や欠勤にすることも多いでしょう。
風俗の場合、生理のときにお店を休むことは「 ごく当たり前なこと 」であるため、言いづらさや取りづらさを感じる必要がありません。
しかし、中には無理矢理出勤をさせたり罰金を課すお店もあるとのことであらかじめ確認しておくことがおすすめです。
保証がある場合がある
今回お話を聞くことができたHさんの働き方は、出稼ぎが主だったそうです。
具体的には、他県へ一定期間行って、お客様の対応をするというもの。
出稼ぎの場合、稼げなくても保証があります。
たとえば、1日5万×10日間=50万円の保証があった場合、40万しか稼ぐことができなくても残りの10万円はお店が負担してくれるのです。
少ない出勤日数でたくさん稼げるので豊かな暮らしができる
風俗では、基本的にシフトは自分で決めることができます。
Hさんの場合は月に10日程度の出勤で、20日お休みという勤務日数。
10日間の出勤で、充分豊かな生活をできていたため、お金にも時間にも余裕があることが大きなメリットでした。
風俗で働く女の子は、ホストクラブにハマったりブランド品を買うなど、お金の使い方は人によってさまざま。
それらへの興味が薄かったHさんは、毎日オイルマッサージに行くなど自分を労わることにお金を充てていたようです。
生活にゆとりができるので、多趣味な人にもおすすめの業界です。
元風俗嬢が語る!風俗業界で働くデメリットとは?
ここまでの内容ではメリットが多いように感じる風俗業界ですが、デメリットも多かったようです。
元風俗嬢だからこそ分かる、風俗業界で働くデメリットもご紹介します。
趣味講習を行うお店がある
風俗も接客業。きちんとしたカリキュラムで教育するお店もある一方で、「 技術講習 」と称して、店長や上層部から身体の関係を求められて断れない状況になるという話も聞くとのこと。
こればかりは見極めるのが難しいですが、我慢を強いられることに精神的苦痛を感じる風俗嬢もいるので、まずはお店選びを慎重にすることが必要そうです。
店長が女の子を色恋管理をしている
「 男性スタッフが愛の告白をしたり、お店の女の子と恋人関係になったり、同棲をするなどして、女の子が辞めにくい環境を作るといったことも起こっていました。 」と語るHさん。
一般的には、男性スタッフがお店の女の子に手を出すのは禁止されていることが多く、違反をすると他店に飛ばされたりクビになったり、また罰金などのペナルティが課せられる場合が多いようです。
しかし、店ぐるみで色恋管理をして、女の子の退職を繋ぎ止めることも業界ではよく聞く話だったそう。
もちろん、一部のお店の話ですが、実際に起こり得ることなので風俗業界へ転職を検討している場合頭に入れておくと良いかもしれません。
心が貧乏になったこと
少ない出勤日数でお金が稼げるというメリットがある一方で、同僚のようにブランド品やホストクラブにも興味を持てなかったHさんは、「 お金があるのに心が満たされない 」という気持ちを持っていました。
「 これは、 風俗で働いていた当時には自覚していなかった気持ちで、辞めてから振り返って“ あのときは心が貧乏だった ”という言葉がしっくりきている 」と語ってくれました。
現在は、お金に余裕はないけど、毎日幸せと心から思えているそうです。
お金を稼ぐ目的や目標を持たずに風俗という特殊な業界に足を踏み入れると、「 虚しさ 」を感じるのかもしれません。
日によって忙しすぎたり暇すぎたりする
「 最高で9人連続で接客したことがありますが、もう無理です。 」と笑って話すHさん。
しかし、忙しすぎることだけがつらいわけではなかったようです。
10時〜22時の勤務時間、その間にお仕事が入らなければずっと待機。
待機時間を有効活用できるからメリットだと捉える人もいますが、Hさんの場合、あまりに暇すぎても精神的につらく感じていたようです。
ちなみに待機時間は何をしていてもOKで、もちろん寝ていても大丈夫です。
風俗業界は入るより抜けるときが大変だった
ここまで、風俗業界で働くメリットやデメリットを、風俗嬢に聞いたことを元に解説してきましたが、風俗業界は入るより抜けるときが大変ということも覚えておきましょう。
Hさんが風俗業界を離れたときに苦労したことは、主に以下の3つでした。
・週5日勤務がつらく感じる
・人間関係が面倒くさくなる
・履歴書を書く時に困った
週5日勤務がつらく感じる
今まで、少ない出勤日数で高収入を得られていた状況からは一変します。
一般企業へ入社する場合は、週5勤務が基本のスタイルなため、その環境の変化に慣れることに苦労するかもしれません。
風俗業界にいた頃とは金銭感覚も変わるので、生活水準を合わせていく必要もありそうです。
人間関係が面倒くさくなる
人間関係の揉め事がないということは本記事でメリットとして紹介してきましたが、昼職へ転職を考える場合は、一般的に人との交流を避けられないということは覚悟しておきましょう。
履歴書を書く時に困った
いざ昼職への転職を検討し履歴書を書くときに悩むのは、風俗業界で働いていた期間の経歴ではないでしょうか。
昼jobでは「 夜職に従事していたことが前提 」で転職サポートをしており、理解のある企業の求人紹介をしているため、風俗業界で働いていた経歴を隠すことなく転職活動が可能です。
履歴書の書き方や面接対策も手厚くサポートしているので、初めての転職活動でも安心です。
また過去記事では、水商売から昼職に転職するメリットデメリットなども解説しています。
水商売から昼職に転職!メリット・デメリットやおすすめの昼職を紹介
風俗業界への転職は慎重にしましょう
風俗業界は特殊な業界ですが、実際に話を聞いてみると、多くのメリットがある業界でした。
しかし、中には規則を守らないお店があるのも現状。
お店選びは見極めが非常に難しいですが、知り合いがいれば話を聞いてみたり、言った言わないの論争を避けるため面接時に録音をしておくなどの対策も良いのではとアドバイスもいただきました。
また、風俗業界は一度足を踏み入れると、昼職へ戻るのにやや苦労するという点もあります。
メリットだけでなく、デメリットの部分もしっかり理解した上で、転職を検討しましょう。