夜職に戻りたいと感じた時に検討したいこと、昼職を続けるメリット・デメリット
昼職に転職したはいいものの夜職に出戻りたいと考えたことはありませんか。
夜職から昼職への転職は、勤務形態や給与システムの違いなどから前職とのギャップを大きく感じてしまうことがあります。
そのため、せっかく転職しても現状に悩まれる方は少なくないです。
そこで今回は、夜職に戻るか悩んだ際に考えるべきこと、昼職を長く続けるためのポイントについて解説します。
目次
夜職に戻りたいと思う理由
夜職に戻りたいと思ってしまう理由について、よくある例をご紹介します。
給与の差が激しい
夜職に戻りたいと考えてしまう1番の理由は給与面かと思います。
夜職は職種によっても異なりますが、基本的に「時給 or 固定報酬+インセンティブ」という給与システムが採用されています。
インセンティブとは、同伴料や指名料などのバック料を指します。
時給についても数千円からなど、高額に設定されている場合が多いです。
一方で昼職で時給の場合は千円台からが多く、夜職に比べて低く設定されている傾向にあります。
また、昼職の正社員の場合は「月給」、あるいは「年俸」という給与システムが採用されていて、固定給の幅が多く夜職ほど稼ぐのは難しいです。
そのため、給料面を夜職と比べてしまうと昼職の給料が低く感じやすく、夜職に戻りたいと思うかたもいます。
昼職の拘束時間が長い
一般的に夜職よりも、昼職の方が勤務時間が長い傾向にあります。
夜職は20時から1時といった5時間勤務が多いですが、一方で昼職は9時から18時などの8時間勤務に1時間の休憩がある勤務形態を採用している企業が多いです。
また、状況によっては残業をしなければならない時もあります。
仕事を行う時間が延びたことによって、夜職の時より仕事とプライベートの両立が難しくなったと感じる人も多いようです。
働くときの服装などに差がある
夜職では、自分を着飾ることも仕事の一環です。
髪色や髪型、メイクやネイル、服装などの身だしなみにおいて、自己プロデュース力を試される機会が多かった方もいらっしゃると思います。
個性が求められる夜職に比べ、昼職はビジネスシーンに適した落ち着いた格好を求められます。
髪色は暗く、髪型やメイクは派手過ぎず、ネイルは禁止の職場もあります。
服装はスーツや制服、あるいは黒・グレー・白・ベージュなどのベーシックカラーを基調としたオフィスカジュアルな装いを求められる場合も多いです。
自身に似合うものより、会社の雰囲気に合った身だしなみを意識しなければならないので我慢しなければならないと感じる機会も多いでしょう。
昼職に就いても待遇に不満がある
終身雇用や有給休暇、福利厚生などの安定した待遇を求めて昼職に転職を決めた方も多いと思います。
しかし、学歴が低い、夜職の経験しかない、資格を持っていないなどスキル不足が原因で、転職先で良い待遇を得られないこともあります。
想像していた待遇と現状に、ギャップを感じてしまっている方もいるようです。
昼職から夜職に戻るか悩んだ際に考えるべきこと
せっかく転職活動をしたのに、本当に夜職に戻ると決めてしまってよいのでしょうか。
昼職から夜職に戻るか悩んだ際に考えるべきことについてご紹介します。
年齢について考える
夜職には何歳まで働けるという上限はありませんが、一般的には30歳前後で引退する方が多いです。
夜職は若い方の方が働きやすい業界なので、年齢面で面接に受かりにくくなったり、以前働いていたお店に戻れないという可能性は十分にあり得ます。
また、今後昼職に出戻りする場合のことも考えてみましょう。
結論から言うと、何歳でも夜職から昼職に転職することは可能です。
しかし、年齢が高いと転職の際不利になる可能性があります。
20代は比較的自由に就職先を選ぶことができますが、35歳を超えると選択肢が限られてきます。
募集要項に「〜35歳まで」と年齢制限を設けている企業は意外と多いです。
学歴やスキルに自信のない方はさらに選択肢が限られます。
年齢と自身のスペックを見つめなおし、今一度考えてみましょう。
ブランクについて考える
コロナウイルスによる影響は収まりつつあるものの、景気回復にはまだ時間がかかります。
夜職の採用は未だ厳しい状態です。
そのため、経験があっても好条件なお店に雇ってもらえないこともあります。
また、ブランクが長く、お客様との関係を一から築かなければならない方は働き口を探すのが難しいかもしれません。
夜職に戻るからといって必ずしも働き口が見つかるとは限りませんし、以前のような収入や待遇を得ることができるとも限らないということは、頭に入れておきましょう。
昼職の何が嫌かもう一度考え直す
なぜ夜職に戻りたいと思ったのか、その理由に向き合ってみましょう。
職場の人間関係や待遇に不満があるのであれば、他企業への転職も良いと思います。
仕事にやりがいを感じられないのであれば、自身に向いていそうな他の職種を探してみるのも良いでしょう。
給与面で不満のある方は、こちらの記事で高収入な昼職についてご紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
▶稼げる昼職を知りたい方必見!稼げる昼職の種類と転職方法について
何が原因で昼職が嫌になってしまったのか、改善できる術は本当に夜職に戻ることだけなのか、今一度考えてみましょう。
勢いで夜職に戻ってしまうのはおすすめしません。
年齢が上がれば上がるほど昼職の転職先は限られます。
また、昼職での職務経験が浅いことは転職の際、マイナスに働いてしまう恐れがあります。
昼職でより良い条件の働き口を見つけたいのであれば慎重に決断をしましょう。
昼職を長く続けるためのポイント
昼職を続けるとして、どうやって不満と向き合えばよいのでしょうか。
昼職を長く続けるためのポイントについて解説します。
自分の勤務態度について見直す
夜職と昼職では勤務・給与形態にかなりの差があります。
しかし、職場に対して全く不満がないというのは夜職、昼職どちらの職場でも不可能なことです。
夜職は確かに大金を得ることができるかもしれませんが、時期や情勢の影響を大きく受けるため収入は不安定です。
一方、昼職の給料は夜職と比べて少ないかもしれませんが、毎月安定した収入を得ることはできます。
「置かれた場所で咲きなさい」という言葉がありますが、現状に卑屈になって自分で仕事へのモチベーションを下げてしまってはいませんか。
今の職場で自身の力を発揮するためにはどうしたらよいのか、より良い待遇を得るためにできることは何か、現状を前向きに捉えてみると現職の良さを見つけられるかもしれません。
転職活動に妥協をあまりしない
納得のいく転職を成功させるためには、転職先の希望を明確にしましょう。
実際に働き始めてから、想像していた仕事内容や職場環境とのギャップを感じることは、仕事へのモチベーションの低下に繋がります。
自分が就きたい仕事は何なのか自己分析をするのはもちろん、希望給や勤務地、福利厚生等これだけは譲れないという条件もあらかじめピックアップしておきましょう。
企業側が提示する条件と、自身の求める条件に差が生じた場合は譲歩しすぎないことも大切です。
実際に働き始めてから後悔しないよう、妥協点は十分に見極めましょう。
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まとめ
勤務形態や給与システム、待遇や身だしなみにギャップを感じて昼職から夜職に戻りたいと考えてしまう人は多いです。
しかし、夜職に戻った場合年齢やブランクによって働き口を見つけるのが難しいこともあります。
また、昼職に戻りたいと思った際に年齢制限によって職の選択肢が狭まってしまう恐れがあります。
勢いで夜職に戻ると決めてしまう前に、冷静に今後のキャリアについて考えてみると良いでしょう。
他企業や多職種での転職など、昼職を続けたまま現状を改善できる可能性があります。
夜職から昼職への転職を考えている方や夜職経験を活かした転職を考えている方は、ぜひ昼ジョブにご相談ください。
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