夜職を辞める主な理由とは?夜職を辞める時あるあると円満退店の仕方

夜職を辞めたいとお店に伝えると引き止められることも多いため、夜職を辞めたいと考えている方は、夜職経験者が夜職を辞めた理由について知るとよいかもしれません。
どのような理由で夜職を辞めようと思ったのか知ることで、お店を円満に辞めやすくなる可能性が高まります。
また、同時にどんな理由だと引き止められてしまうのかも知ることができるため、トラブルを未然に防ぐことにも繋がります。
今回は、多くの夜職経験者が夜職を辞めようと思った理由や夜職を辞める時に起こりがちなトラブル、円満に辞めるための伝え方と方法をご紹介します。
女性が夜職を辞める主な理由とは
夜職経験者が夜職を辞めたいと思う、主な理由についてご紹介します。
不規則な生活で体調不良が続いている
夜職は、昼夜逆転の生活や多量のお酒を飲む生活を強いられることが多く体調不良を引き起こしやすくなるため、不規則な生活を理由に夜職を辞める方は多いです。
どんなに体力に自信のある方でも、不規則な生活を長期間続けていると身体への負担は大きくなりますし、飲酒を繰り返すことで免疫力が低下したり、体内にアルコールが蓄積され健康被害が起こるといったリスクも高まります。
自分の身体に不安を感じて辞めることを決断される方が多いようです。
ノルマの重圧に耐えられなくなった
夜職では、売上に繋がる指名や同伴を月に何回以上しなければならないといった「ノルマ」が課されることも多いです。
お店によって異なりますが、ノルマを達成することができないと罰金や罰則が課されるお店も多く存在します。
そのため、一生懸命働いているのにノルマを達成することができず罰金を徴収され、それによってやる気を失い次の月もノルマを達成できないといった負のループに陥り、夜職を辞める方も少なくありません。
彼氏や家族に働いていることがバレた
彼氏や家族に夜職をしていることを隠している女性は多いです。
お店から出てくる所を見られてしまった、名刺が見つかってしまったなどをきっかけに彼氏や家族にバレてしまい、夜職を続けることが難しくなり辞めたケースも多いです。
お客さんとのコミュニケーションが面倒くさくなった
夜職は、コミュニケーションを通してお客さんを楽しませることが仕事です。
夜のお店には多種多様な方が来店されるので、人と離すことが好きな人であれば楽しみながら働くことができますが、内向的な方やコミュニケーションを取るのが苦手な方にとっては、接客がめんどくさくなることも多いでしょう。
セクハラまがいの言動をしてくるお客さんも中には存在するため、そのようなお客さんへの対応に精神をすり減らしてしまうといった理由から辞めることを決める方も多いです。
思っていたよりも稼げなかった
短い時間で簡単に稼げると思って夜職を始めたけれど、簡単に稼ぐことができず辞めた方も多いです。
夜職は歩合給なことが基本のため、出勤数はもちろん指名数や売上額によって月の収入に変動が起こります。
月によって稼げる額が変わると生活が苦しくなってしまう月も出てくるため、一定の水準で生活をすることができない不安から辞める方もいらっしゃいます。
年齢的に厳しくなった
夜職では、一般的に入ってきたばかりの新しい子、フレッシュささのある若い子が人気になる傾向があります。
年齢を取るにつれて夜職を始めたばかりの頃のような人気を得ることが難しくなり、限界を感じて辞める方も少なくはありません。
また、自分よりも若い子が増えてきて肩身が狭くなり辞める方も多いです。
知っておこう!夜職辞める時あるある
夜職を辞める時に起こりがちなことについてご紹介します。
以下のことを経験されている方は多いので、もし自分がされたとしても悩まずあるあるだと割り切って対応できるとよいでしょう。
辞めることを認めてもらえない
夜職を辞めたいとお店に伝えても辞めることを強引に引きとめられたり、認めてもらえないケースはとても多いです。
辞めるデメリットをしつこく伝えられたり、話し合いと称して辞めることを流されたりなど、形は様々ですが、ズルズルと続けてしまい夜職から抜け出せなくなってしまう方も多いです。
夜職から抜け出せない、もしくは抜け出せなくならないようにしたい方はこちらも合わせてご覧ください。
▶夜職から抜け出せない?夜職を長く続けるデメリットと抜け出す方法
金銭トラブル
辞める人に給与を払う事が惜しいと考えるお店であった場合、辞める旨を伝えた途端待遇や時給を下げられることも多いです。
不良退店扱いになり、給与が支払われなくなるといったケースも存在します。
「どうせ給与が支払われないんだったら行く意味ない」と、無断欠勤してしまう方もいますが、お店に雇用されている内はお店のルールに則り勤務することが求められるため、欠勤による罰金や罰則が課せられる恐れがあるので注意が必要です。
人間トラブル
辞めると伝えた途端にスタッフが冷たくなったり、高圧的な態度を取ったりするケースも多いです。
辞めるんだから気を使わなくてよいだろうと思われ、他のキャストと比較されたり、嫌味を言われたりなどの嫌がらせを受けた経験がある方も少なくありません。
スタッフだけでなく、キャスト同士で「辞めてくれてせいせいする」「あなたと働きたくないから辞める」などの言い合いが起こることもあります。
経験者が語る!辞める理由を伝える時のポイント
円満に辞めるために知っておきたい、辞める理由を伝える時のポイントについてご紹介します。
引き止めにくい理由を伝える
上記でご紹介したように夜職を辞めたい理由は人それぞれあると思いますが、夜職を辞めたいと思った理由として「接客が辛い」等の理由をお店に伝えると「それは皆同じだから」と辞めることを認めてもらえない恐れがあります。
そのため、結婚するから、親にばれてしまったから、引っ越すからなど「それならしょうがない」とお店側が納得してくれそうな理由を伝えるようにしましょう。
ただし、お店から近い会社に転職するのに「引っ越すから辞めたい」と伝えるなど、嘘とバレるような理由付けは危険なため避けましょう。
引き止められた場合は自分の強い想いをしっかりと伝える
辞めることをしつこく引き止められて夜職をズルズルと続けてしまう方の特徴として、自分の意思を強く伝えられない、断ることが苦手といったことが挙げられます。
引き止められてしまった場合は、「今後の自分の夢や理想を叶えるために辞めたい」「いくら引き止められても自分の気持ちは変わらない」と自分の意思を強く主張するようにしましょう。
真剣に伝えることができれば、お店側もそこまで言うならと納得してくれることも多いです。
辞める1ヵ月前に伝えておく
辞めたい日時が具体的に決まっている場合は、その日時の1ヵ月前には辞めたい旨を伝えるようにしましょう。
キャストが辞めるとなると、シフトを調整したり、求人の準備をしたりとお店側の仕事が増えます。
辞めたい数日前などに伝えてしまうと、「それは困る」と引き止められてしまう可能性が高いため、余裕を持って伝えるようにしましょう。
常連のお客さんにも辞める旨を伝える
夜職を辞める際には、スタッフやキャストにはもちろん、常連のお客さんにも辞める旨を伝えてから辞めるのがおすすめです。
お客さんにお店を辞めることを伝えないまま辞めてしまい、そのお客さんが怒ってストーカー化してしまうケースも過去にあります。
「今の私があるのは、〜さんが通ってくれたおかげ」と常連の方や多く指名してくれた方には辞めることと、感謝の気持ちを伝えてから辞めるようにすると安心です。
飛ぶのは絶対にNG!
円満かつ安全に夜職を辞めるために飛ぶことは絶対に避けるようにしましょう。
飛ぶことは一見楽そうに感じられるかもしれませんが、しつこく連絡をされたり、罰金が課せられたり、家まで足を運ばれたりなど様々なリスクが伴うため、非常に危険です。
まとめ
夜職を辞めた女性は、不規則な生活やノルマの重圧、お客さんとのコミュニケーションに面倒くささを感じたことから辞めようと決めた方が多いようです。
夜職は辞める際にトラブルが起こってしまうことも多いので、起こりうるトラブルや円満に辞めるためのポイントを理解し、あらかじめ準備をしておくと安心でしょう。
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