夜職でも保育園を利用できる?子育てしながら働く方法を解説

職業にかかわらず、子育て中に働くには保育園の確保が第一となってきます。

しかし、夜職の方が子どもを預けて働くことは、昼職の方に比べて難しいことが考えられます。

そこで、本記事では夜職の方の子どもの預け先や子どもを預ける際の注意点について紹介していきます。

夜職をしながら子供を保育園に預けることはできる?

夜職の方が子どもを保育園に預けて働き続けることは可能です。

保育園には、認可保育園と認可外保育園の2つの種類があります。

認可保育園は、国が定める基準をクリアして都道府県から許可を受けた、自治体が管理し運営している施設です。
自治体が管理している場所であるため、費用も安くなっており審査の基準も厳しいことが多いです。

審査の内容には、親の所得や仕事内容を重視する所があるので、夜職をしていると審査に通りづらい場合があります。

認可外保育園は、各都道府県の知事の認可を受けていない施設です。
認可外と聞くと、ネガティブなイメージを抱きがちかもしれませんが、厚生労働省が定める認可外保育施設指導基準を満たし、自治体の監督を受けているので、認可保育園とほぼ同様のサービスを受けることができます。

また、認可外保育園は24時間保育をおこなっている所もあるので、事前に調べて入園を検討するとよいでしょう。

認可保育園では受け入れてもらえなかったとしても、認可外保育園ならば仕事をしている間にお子さんを受け入れてもらえることがあります。

夜職の方が子どもを保育園に預ける時の注意点

夜職に限らずに子どもを保育園に預けることは心配があると思います。

そこで、特に夜職の方が子どもを保育園に預ける際の注意点について紹介していきます。

出来るだけ当日欠勤に寛容な勤務先を選ぶ

保育園に預けるといっても、子どもの様子に合わせて柔軟な対応ができるようにしたい方が多くいらっしゃいます。

夜職の方は、欠勤時にペナルティがとられるお店があるので、当日欠勤等に寛容なお店を選ぶようにしましょう。

保育園の延長料金に注意する

保育園の中には、決められた時間を超えると延長料金が発生してしまうところがあります。

預ける時間が伸びてしまうことが多い方は、延長料金がかからないところを選ぶことをおすすめします。

保育時間が短い保育園を選んでしまった場合、延長料金を支払わなければいけなくなったり、他の託児所や保育園で再度子どもを預けなければいけなくなったりする可能性があります。

その場合、手間もかかるうえに出費もかさんで負担が増えてしまいます。

認可外の保育園の中には保育時間の長い保育園や24時間保育が可能なところもありますので、保育園に問い合わせをして働き方にあった保育園かどうかを確認しましょう。

お店で就労証明書を発行できるか確認する

就労資格証明とは、働いているから子どもを見られない時間がある、ということを保育園に証明する物となります。
昼職の場合だと、問題なく発行してくれるのですが、夜職の場合には発行しないお店もあります。

もちろん夜職の中でも就労証明書をきちんと発行してくれるお店もあります。
お店選びの段階で就労証明書を発行してもらえるお店を探すといいでしょう。

保育園以外の夜間の子供の預け先

子どもにとっては、少しでも慣れ親しんだ場所や人と過ごす方がストレスは感じにくいものですので、保育園以外の夜間の子どもの預け先を考えていきましょう。

ここで、夜職女性の保育園以外の子どもの預け先について紹介していきます。

家族・友人に預ける

もしも家族や親戚が近くにいる場合には、保育園よりも先にまずこちらに頼ることをおすすめします。

ただし、家族や親戚が病気だったり、疎遠になっていたり、と子どもを預けることができない事情がある人も多いでしょう。

そのような場合には友人に頼るという選択肢も考えてみましょう。
友人に頼る場合には、礼儀を忘れないようにしましょう。

託児所に預ける

最近の首都圏ではキャバクラ等の夜のお店に、託児所完備となっている場合があります。

夜職のお店の近くに託児所があれば、仕事直前まで子どもと一緒にいることができます。

ただし、このような託児所は人気が高く定員オーバーの場合があるので、事前に調べていくことをおすすめします。

夜間に利用できるベビーシッターを利用する

民間のベビーシッター会社と契約して、仕事の間に自宅で見てもらうスタイルもあります。
ベビーシッターなら、自宅での保育となるので送迎の必要がないということは大きなメリットといえます。

デメリットとしては、民間の会社ということもあり費用が高額になってしまうことです。
相場としては１時間あたり2000円～5000円となっています。

子どもとの時間を大切にしたい方は昼職への転職もおすすめ

保育園などに預けると、必然的に子どもと過ごす時間が減ってしまいます。
そこで、昼職に転職することで、子どもとの時間を増やすことができる可能性が高くなります。

夜型の生活から昼型の生活へと代わっていくことで、子どもとの活動時間を共にすることができるようになるでしょう。

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まとめ

保育園以外に子どもを預けたくない、預けられない場合には、夜間保育、24時間保育をおこなっている認可外保育所が現実的です。

夜職特有の、アフター等のせいで子どもとの時間が減ってしまう、子どもが起きている時間に帰ってきたい等のお悩みがあれば、昼職への転職も考えてみてはいかがでしょうか。

ご自身に合った方法で子どもとの時間を見つけていきましょう。