昼職の収入は低い?夜職との比較や収入が高い昼職をご紹介
昼職は夜職と比較してどのような違いがあるのでしょうか。
一般的に高収入であると言われている夜職と比較して、昼職の収入は低いのではないかと不安に思っている方も多いと思います。
しかし、昼職にも収入の多い仕事は多くあり、夜職を引退した後に昼職に転職をして高収入を得続けている方も多くいます。
そこで今回の記事では、収入を中心とした昼職と夜職の比較を行い、収入が高い昼職についてもご紹介します。
目次
昼職と夜職の収入の違いとは
夜職で働いている方は、昼職の収入が安いと考えている方が多いと思います。
実際に、若さが売りである夜職は昼職よりも収入が多い傾向にあり、学歴や職歴に関係なく実力次第で高収入を得られる仕事として夜職は非常に魅力的です。
しかし、夜職は若い世代が中心の職場であるため、年齢を重ねるにつれて夜職で稼ぎにくく感じてしまう方が多いです。
そのため、収入の低下から夜職を30歳前後で引退する方は多く、夜職は若いときにしか稼げない仕事であると考えている方もいます。
また、年齢を重ねるにつれて収入が下がるだけではなく、昼職への転職先が見つかりにくくなる可能性が高いです。
一般的に、30歳以上の方が昼職に転職する場合は即戦力としての活躍が期待されているため、昼職の経験やスキルがない方は採用を見送られてしまうことがあります。
そのため、昼職と夜職は生涯年収で比較すると、昼職で働いていた方のほうが収入が高い場合が多いです。
収入以外の夜職と昼職の相違点
夜職と昼職には収入以外にもさまざまな違いがあります。
この項目では、収入以外の夜職と昼職の相違点について3つに分けてご紹介します。
勤務時間
夜職と昼職は勤務の時間帯に大きな差があります。
夜職は店舗によって差があるものの、夜から翌日深夜まで働いている方が多いと思います。
また、出勤前の同伴や出勤後のアフターを考慮すると勤務時間はさらに長くなり、日によっては翌日の朝まで勤務をしている方も多いです。
一方で昼職の勤務時間は日中であり、9〜18時など出勤時間は一定であることが一般的です。
そのため、夜職は昼職と比較して生活リズムを保つことが難しく、それによって体調を崩す方が多いです。
福利厚生
福利厚生とは給料の他に会社が従業員に用意している報酬を指しており、保険料の負担や家賃補助など、その種類は数多くあります。
一般的に昼職では退職金や有給などの福利厚生が用意されている一方で、夜職には福利厚生が設けられていないことがほとんどです。
そのため、夜職は収入が高い一方でヘアメイクやドレス代などが経費として引かれることが多く、退職金も支給されません。
雇用形態
非正規雇用の割合は夜職と昼職で大きく異なります。
非正規雇用とは有期の雇用契約であり、不安定な雇用形態であることが特徴です。
夜職の女性の場合はほとんどの方がアルバイトを始めとする非正規雇用であり、正規雇用の枠は設けられていません。
夜職の男性の場合はホストなどのキャストはほとんどがアルバイトを始めとする非正規雇用であり、正規雇用の枠は黒服やマネージャーなどの1部の方に限ります。
一方で昼職の雇用形態は正規雇用の枠が多く、多くの会社では雇用者の半分以上が正規雇用で占められています。
正規雇用は無期限の雇用契約であるため、従業員が希望すれば働き続けることができるなど、非正規雇用よりも立場が守られていることが一般的です。
また、夜職の中でも契約内容が雇用契約と業務委託契約の2つに分かれていることがあります。
雇用契約とは民法で定められている労働契約の1つであり、保険の加入や有給の取得、使用者からの一方的な解雇の禁止などの労働基準法上の保護を受けることができます。
しかし、夜職で働いている方は業務委託契約を結んでいることが多く、労働基準法の保護を受けることができません。
収入が高い昼職を紹介!
夜職で働いている方の中には、収入の安さから昼職に転職しづらいと考えている方も多いのではないでしょうか。
実際に昼職の平均年収は20代で300〜350万円、30代で400〜450万円とされており、夜職で働いた経験がある方にとっては年収が安く感じるかもしれません。
しかし、昼職は職種によって収入が大きく異なり、高収入を狙うことのできる昼職は多くあります。
この項目では、収入が高い昼職についてご紹介します。
営業職
営業職は顧客に自社の商品やサービスを紹介し購入に繋げることで、自社の売上に貢献する仕事です。
営業職の業種はさまざまであり、医薬品や保険、不動産など多岐に渡ります。
営業職の給料システムは一般的に1部歩合制であり、固定給に歩合を合わせた金額が給料となります。
そのため、営業職は売上を上げる程給料が高くなり、成績が優秀な方は年収が1000万円を超えることもあります。
営業職は夜職経験者の方に特におすすめできる昼職の1つです。
営業職ではコミュニケーション能力や接客力などが重視されており、夜職で培ったスキルを十分に活かすことができます。
しかし、営業職は会社によってはノルマがきつく、成績が上がらない方にとっては苦しい仕事となる可能性もあるため注意が必要です。
エンジニア
エンジニアはIT技術職の総称であり、Webエンジニアやインフラエンジニアなどのさまざまな種類があります。
エンジニアは世界中から需要がある仕事です。
そのため、日本国内でもエンジニアを欲している企業は多くあり、未経験の方に向けて基本的なスキルを身に付ける研修を設けている企業も多いです。
また、未経験から始めた場合でも、プログラミング言語を扱えるようになると言語を問わず世界中から仕事のオファーを受けることができます。
そのため、フリーランスで働いているエンジニアの方も多く、リスクが高い分年収が高くなる傾向があります。
能力次第では数千万円の年収を稼ぐことができる一方で、一切仕事を受けることができない可能性もあるため注意が必要です。
美容関係業
夜職経験者は美容に興味がある方が多いため、興味を持って働く仕事として美容関係業がおすすめです。
エステティシャンは未経験の方を募集していることが多く、特別な資格がない場合でも仕事を始めることができます。
未経験の方に向けては研修を設けており、仕事をしながらエステティシャンについて学ぶことができる店舗も多いです。
仕事の幅を広げたい方は、エステティシャンに関連する資格を取得することで仕事の幅を広げるだけではなく、年収が上がることも期待できます。
また、ネイリストも夜職経験者の方におすすめの美容関係業です。
ネイリストは店舗で働く中で技術を身に付け、将来的に独立してネイルサロンを持つこともできます。
自宅サロンの場合はテナント料などの初期費用を抑えることができ、独立しやすいことが特徴的です。
収入の高い昼職を選ぶ際の注意点
この項目では、収入の高い昼職を選ぶ際の注意点についてご紹介します。
収入以外の条件を確認する
高収入の昼職は収入以外の条件を必ず確認しましょう。
収入が高い分残業時間が長い場合や、休日の出勤を前提とした場合の収入を表示している可能性があるため注意が必要です。
また、福利厚生や勤務時間、休日や有給など仕事選びで重要な項目はさまざまです。
収入に釣られて入社後に苦しい思いをしないように注意してください。
仕事内容が自分に合っているか
仕事内容が自分の性格に合っているか見極めることも重要です。
給料が高い仕事である場合も、自分に合っていない仕事はモチベーションが上がらず、仕事を続けることが難しいと考える方が多いです。
事前に自己分析などを行い、自分の性格に合った職種を理解しておくようにしましょう。
ライフステージに配慮しているか
結婚や出産、子育てなど、特に女性にはライフステージの変化があります。
そのため、育児休暇を取得しにくい職場や早退などがしづらい職場には注意が必要です。
職場によっては、ライフステージの変化によって仕事を辞めざるを得ない可能性があります。
仕事を選ぶ際は収入だけではなく、将来性も考慮して職場を選ぶようにしましょう。
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まとめ
今回の記事では、収入を中心とした昼職と夜職の比較を行い、収入が高い昼職についてもご紹介しました。
夜職は若い年齢層が中心の職場であり、若い間は昼職よりも多くの収入を得ることができる仕事として魅力的です。
しかし、年齢を重ねるにつれて売上を上げることが難しくなり、体力的な問題からも30歳前後で夜職を引退する方が多いです。
また、雇用形態や福利厚生などからも、夜職は将来設計が立てづらい傾向があります。
高収入の昼職に転職したいと考えている方は、今回の記事でご紹介した職業に就くというのも1つの選択肢です。
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