夜職から抜け出せない?夜職を長く続けるデメリットと抜け出す方法
夜職は長く続ければ続けるほど辞めることが難しい傾向にあるため、「夜の仕事を辞めたい気持ちはあるけれど夜職から抜け出すことができない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
目標や期限を決めず漠然と働いているという方は、今後もズルズルと夜職続けてしまう恐れがあります。
そこで今回は、夜職から抜け出せないと悩んでいる方に向けて、夜職を抜け出すための方法や夜職を長く続けるデメリットについてご紹介します。
夜職は抜け出せないってホント?
夜職には、昼職とは違った居心地のよさがあり、慣れてしまうと抜け出すことが難しいといわれています。
そのため、夜職は長く続ければ続けるほど辞めるタイミングが分からなくなり、後悔してしまう方も多いです。
夜職から抜け出せない主な理由をご紹介します。
また、夜職を続けて後悔した理由についてはこちらの記事でご紹介しています。
▶「水商売は後悔する?辛いと感じた時の対処法と辞める時のポイント」
新しい仕事を探すのが面倒くさい
夜職から抜け出すためには、昼職の仕事を探さなければなりません。
昼職は勤務時間や雇用形態など夜職と異なる部分も多いため、昼職未経験者の方は特に転職をするための一歩を踏み出すのが面倒に感じることでしょう。
加えて、転職活動の際には興味ある求人を探し、志望動機を考え、履歴書を提出し、面接を受ける必要があります。
準備や手間がかかるものも多いため、自分1人で転職活動を進めることに不安を感じ夜職を続けてしまう方が多いです。
生活習慣を整えることができない
夜職では営業やアフターなどもあるため、毎日のように朝まで働いている方も多く、どうしても夜型の生活になってしまいますよね。
しかし、一般的な昼職の説明会や面接はお昼におこなわれることが多いため、昼職へ転職をする場合は午前中に行動せざるを得ません。
いざ昼職への転職活動を始めようと思っても、夜職を長く続けていれば続けているほど夜型の生活が染みついているため、簡単に昼型の生活に戻すことができず夜職に戻ってしまう方も多いようです。
生活レベルや金銭感覚を戻すことができない
夜職と昼職の大きな違いを考えた時に、真っ先に収入が思い浮かぶ方も多いでしょう。
夜職では、昼職の倍以上の月収を稼いでいる方も多いため、自分の理想とする生活ができている方も多いです。
しかし、昼職の場合は安定的な反面ひと月に稼ぐことができる給与は下がってしまう場合がほとんどです。
そのため、今は購入出来ているブランド物のバックや洋服を買うことを我慢したり、メンテナンスとして通えている美容院やネイルサロン、エステに行く頻度を落とさなければなりません。
今の生活レベルや金銭感覚を戻すことが出来ないことが理由で、夜職から抜け出せない方も多いです。
夜職から抜け出せない人の特徴
夜職から抜け出すことが出来ないと悩んでいる方には、いくつか特徴があります。
特徴を知ることは、自分が夜職から抜け出すことができない理由について考えることにも繋がります。
夜職から抜け出すことができない人の特徴についてご紹介します。
具体的な目標を持っていない
いくら貯めたら辞める、売上や指名が何位になったら辞めるなどの目標を設けて働くと、目標を達成した際に大きな達成感を感じスパッと夜職を辞めることができる傾向があります。
そのため、今夜職を辞めたいのに辞めることができないと悩んでいる方は、上記のような目標や何年経ったら辞める、何歳になったら辞めるなどの期限を設けて働いてみるとよいでしょう。
目標や期限を決めると、それまで頑張ろうとモチベーションを高く持って働くことができるメリットもあります。
他に身寄りがいない
他に身寄りがいない方も夜職から抜け出せない傾向にあります。
特に、家族や友人の反対を押し切って夜職をしている場合、夜職にしか自分の居場所がないと感じてしまい夜職から抜け出せなくなってしまうようです。
趣味や行きつけのお店などなんでもいいのでコミュニティに入ったり作ったりすることで、夜職以外の居場所を作れれば夜職から抜け出すことができるようになるかもしれません。
社会のルールに苦手意識を抱いている
夜職でお客様に使用する敬語やマナーは得意だけど、昼職ならではの名刺交換のマナーや電話・来客対応、勤務進捗の報告・連絡・相談、オフィスカジュアルな服装などに苦手意識を抱いている方は多いです。
そのような方は、知らず知らずの内に苦手意識を抱いている場合が多いです。
初めから自分には無理だと決めつけず、本やビジネスマナー教室、夜職に特化した転職エージェント等で軽く勉強してみるとよいでしょう。
勉強し始めてみたら、夜職と同じようなビジネスマナーで思ったよりも簡単だったということも多いです。
夜職を長期間続けるデメリット
夜職は長く続ければ続けるほど、デメリットが増えていく傾向にあります。
夜職を長期間続けることによって起こるデメリットをご紹介します。
健康面の問題が起こる可能性が高い
夜職ではお酒を大量に飲んだり、昼夜逆転の生活など不規則な生活が続きやすいため、健康面に問題が起こる可能性が高いです。
20代などの若いうちであればそこまで問題はありませんが、30代を超えると新陳代謝が落ち、内臓の働きや体型・肌の変化に繋がってしまいます。
加えて、お酒の飲みすぎで妊娠しにくい身体になってしまうというデータもあるため、将来的に子供が欲しい方は飲みすぎに注意する必要があります。
精神的な疲労が溜まる
夜の仕事はお客さんや店長、他のキャストと円滑な関係を築き、うまく立ち回る必要があるため、精神的な疲労が溜まりやすいです。
特に他キャストとは、売上や指名数を競うライバル同士になるため、トラブルを経験したことがある方も多いのではないでしょうか。
人間関係による疲労が溜まり、精神的病を発症してしまう方も少なくありません。
転職がしにくくなる
夜職を長く続ければ続けるほど、転職がしにくくなることも大きなデメリットです。
昼職に転職する場合、若いうちであれば未経験であっても、成長を見込んで採用してくれることも比較的多いです。
しかし、年齢が上がると企業に貢献できるだけのスキルや資格を取得していないと採用してもらえないことが増え、転職先の選択肢が狭まってしまう傾向にあります。
昼職へ転職したいと考えている方は、早めに行動しておく必要があります。
婚期が遅れる
夜職を長期間続けることで婚期が遅れるというデメリットも挙げられます。
多様性が認められ、夜職に対する世間の偏見は無くなりつつありますが、全くないとは言い切れないのが現実です。
特に親世代は、夜職に対して嫌悪感を持たれている方も多いため、結婚したいと思えるパートナーがいても、その親に反対され結婚をすることができない方も少なくありません。
夜職を抜け出すための方法
夜職を抜け出すための方法をご紹介します。
お店に相談する
夜職を辞めるためには、その旨をお店に伝える必要があります。
辞めたい理由を、最低でも辞めたい期日の1ヵ月には、誠意を持って伝えるようにしましょう。
すぐに辞めることができない場合は、店長と話し合ってシフトの量を減らしたり勤務時間を短縮してもらい、夜職から抜け出す準備をするとよいでしょう。
ただし、お店にとってキャストは大切な商品であるため、引き留められたり、言いくるめられる可能性も高いことを頭にいれておきましょう。
ハローワークを利用する
ハローワークとは、厚生労働省が運営している公共職業安定所です。
自分の希望とマッチした求人紹介や自己分析のサポートなどを誰でも無料で受けることが可能です。
求人情報を閲覧し、昼職にはどんな仕事があるのか知る所からスタートし、夜職から抜け出す準備をしましょう。
ただし、職員の方が自動的に求人を紹介してくれるシステムではないため、どんな職種や業界で働きたいかなどのイメージや理想を持っている方や、自分から行動できる方に向いている方法といえます。
夜職経験者に特化した転職エージェントに相談する
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夜職から抜け出すためには、まずアクションを起こすことが大切
生活習慣や金銭感覚のズレ等によって夜職から中々抜け出せないと悩まれている方も多いでしょう。
しかし、長く続ければ続けるほど、より抜け出すことが難しくなってしまうため、まずは第一歩を踏み出すことが大切です。
夜職から抜け出したいと考えている方は、まず夜職者に特化している転職エージェントである「昼ジョブ」にご相談ください。
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